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ビタミンCと皮膚の健康 (レビュー)

(2018年7月) 昆明医科大学(中国)などの研究グループがビタミンCと皮膚の健康についてまとめたレビューを "Frontiers in Physiology" 誌に発表しています。

レビューのハイライト

  1. ビタミンC(アスコルビン酸)は、皮膚の健康の維持・ケラチノサイト(角化細胞)の分化促進・メラニン合成量の減少・紫外線により皮膚が受けるダメージの阻止などにおいて重要な役割を果たしている。
  2. 正常な皮膚は大量のビタミンCを必要とする。 それはビタミンCが皮膚において、皮膚バリアの形成・コラーゲンの形成・酸化抑制・アンチエイジング・細胞の成長および分化の調節など様々な役目を有するためである。
  3. ビタミンCの欠乏は、アトピー性皮膚炎や晩発性皮膚ポルフィリン症(PCT)など一部の皮膚病に関与している。 アトピー性皮膚炎の患者にはビタミンC血中濃度の低下が見られるし、PCTの病理にビタミンCの欠乏が寄与している可能性がある。
  4. メラノーマ(皮膚ガンの一種)において、大量のビタミンCによりガン細胞が生存しにくくなったり、ガン細胞の侵攻性が低下したり、アポトーシス(プログラム細胞死)が促進されたりすることがこれまでの研究で示されている。