Varalak Srinonprasert et al. "Vitamin D insufficiency predicts mortality among older men, but not women: A nationwide retrospective cohort from Thailand"
研究の方法
60才以上(中央値は74才)の男女 1,268人を対象に、ビタミンD血中濃度を調べたうえで 2008~2015年における生存状況を調べました(後ろ向き研究)。
結果
ビタミンDが不足している人の割合は、男性で24.5%および女性で43.9%でした。
不足 vs. 充足
男性では、ビタミンDが不足していると(不足していない場合に比べて)死亡リスクが77%増加していました。 糖尿病の男性に限ると234%のリスク増加でした。
女性では、ビタミンDが不足していても死亡リスクは増加していませんでした。