ビタミンD不足で早死にのリスクが増加①

(2014年6月) "American Journal of Public Health" に掲載されたカリフォルニア大学サンディエゴ校のレビューにおいて、ビタミンDの血中濃度が低い人は血中濃度が高い人に比べて早死にするリスクが1.9倍になるという結果になりました。

研究の方法

ビタミンD(カルシフェジオール )の血中濃度と死亡率に関する32の研究のデータ(データ人数 566,583人。平均年齢55才。出身国数14ヶ国)を分析しました。

結果
その結果、ビタミンDの血中濃度が低い人(0~9 ng/mL)では、血中濃度が高い人(50 ng/mL 超)に比べて早死にするリスクが1.9倍になっていたほか、血中濃度が 30 ng/mL 以下(つまりビタミンD不足)の人でも早死にのリスクが増加しており、レビューにおける死亡者数の約半数を占めていました。
米国の場合、ビタミンD血中濃度が 30 ng/mL に達しない国民が2/3ほどになると推算されます。
コメント
研究者は次のように述べています:
「今回の結果から、4,000 IU/日までのビタミンD服用量であれば安全であると言えるでしょう。 ただし、ビタミンDの服用量を変更する際には医師に相談するのが賢明です。 あと、年に一度はビタミンDの血中濃度を検査しましょう。 医師が監督する場合には 4,000 IU/日を超える服用量も可能です」