ビタミンDの欠乏で鬱病が再発するリスクが増加

(2016年8月) "???" 誌に掲載されたフランスの研究で、ビタミンDの血中濃度が一定以上であると鬱病の再発リスクが少ないという結果になりました。

研究の方法
1,200人ほどの男女を対象に、ビタミンD血中濃度・食生活・鬱病の有無を調べたデータを分析しました。 鬱病の検査にはCES-D(Center for Epidemiologic Studies-Depression Scale)と呼ばれる抑鬱尺度を用いました(*)。 CES-Dによる検査は10年程度の期間を空けて2回行われました。
(*) スコアが16点以上である場合を鬱病とみなした。
結果
ビタミンDの血中濃度が10ng/mL超であったグループは、CES-Dによる2回の検査の両方で「鬱病である」と診断されるリスクが50%ほど低くなっていました。
ビタミンDは一般的に、血中濃度が20ng/mL未満で「欠乏している」とみなされます。10ng/mLという血中濃度はビタミンDが明白に欠乏している状態です。

ビタミンDの血中濃度が10ng/mL超であれば、ビタミンD血中濃度がそれ以上どれだけ高くても2回の検査の両方で「鬱病である」と診断されるリスクに違いはありませんでした。

ビタミンDの鬱病リスクへの影響は、食生活が不健全である場合に顕著でした。