「最新健康ニュース」のコンテンツを閲覧以外で利用する方は「引用・転載・ネタ探しをするときのルール」をご覧ください。

ビタミンDの血中濃度が高い大腸ガン患者は死亡リスクが低い (メタ分析)

(2018年7月) "Nutrients" 誌に掲載されたドイツ国立がん研究センターなどによるメタ分析で、ビタミンDの血中濃度が高い大腸ガン患者は死亡リスクが低いという結果になりました。

メタ分析の方法

2013年までに行われた今回と同様のメタ分析に用いられた5つの研究に加えて、2013~2017年9月のうちに行われた6つの研究のデータを分析しました。

合計11の研究はいずれも大腸ガン患者においてビタミンD血中濃度と死亡リスクとの関係を調べたコホート研究です。 データに含まれる人数は11の研究の合計で 7,718人となります。

結果

ビタミンD血中濃度が最低のグループに比べて最高のグループは、総死亡リスクが32%および大腸ガンで死亡するリスクが33%低下していました。

ビタミンD血中濃度が高いほど死亡リスクが低いという関係も見られました。

ビタミンD血中濃度が高いと死亡リスクが低いという関係は、①欧州で行われた研究、②データの量が多い研究、および③ステージⅠ~Ⅳの大腸ガン患者で顕著でした。