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妊娠中のビタミンDと生後の発達テストの成績の関係

(2013年5月) "Pediatrics" 誌に掲載されたスペインの研究で、妊娠中にビタミンDを十分に摂っていると、生後の発達テストの成績が良くなるという結果になりました。 ただし、健康な女性はビタミンDの不足を心配することはありません。

研究の方法

この研究では、1,820人の母親と乳児を対象に調査を行いました。 まず、妊娠4~6ヶ月の女性のビタミンDの血中濃度を測定しました。 そして、生まれた赤ちゃんが生後14ヶ月になったときに、認知と精神運動(肉体の動きをコントロールする能力)の発達テストを行いました。

結果

妊娠期間中のビタミンDが不足していた乳児では、妊娠中の母親が理想的な量のビタミンDを摂っていた乳児に比べて、発達テストの認知と運動の成績がわずかに劣っていました。

解説

研究者によると、この成績の差は小さくて、このような研究でもしない限り気付かない程度のものですが、ビタミンDが不足している女性が多いので社会全体で見れば何らかの影響があるかもしれません。

胎児のときのビタミンD不足が乳児以降の神経心理学的な発達に与える影響については、この研究では不明です。