ビタミンDサプリメントは含有量が表示と異なっていることが多い

(2013年2月) Kaiser Permanente Center という米国の医療保険法人が行った研究によると、ビタミンDのサプリメントに表示されている含有量が実際のものと異なっている可能性があります。

研究の方法

12社のビタミンDのサプリメントから5粒ずつ検査しました。

結果

ビタミンDの実際の含有量は表示値の9~146%でした。 5粒すべてにおいて米国薬局方協会(USP)の基準(表示量の90~120%)を満たしているのは3社に過ぎませんでした。 9%というと表示されている値の1/10未満ということになります。

12社のうち4社の製品では5粒の平均値でも表示量の90~120%に収まっていませんでした。

米国では、米国薬局方協会(USP)という機関がサプリメントの品質基準を定め、サプリメントの検査を受け入れたメーカーの製品を認定しています。 USPでは、サプリメントの有効成分の実際の含有量は、表示されている含有量の90~120%であるべきだとしています。

今回の研究で USP の認定を受けたビタミンD製品は1種類だけで、その製品では、実際の含有量は表示されている含有量とほぼ同じでした。

他の研究によると、ビタミンD製品の中には成分表示に記載されていないカフェインが含まれているものもあります。

米国の法律では、サプリメントの含有量と表示量を一致させなくてはならないとされていますが、検査は義務付けられていません。

調べてみたところ日本も米国と同様で、規格基準に適合していなくてはならないとされてはいるものの、第三者機関による検査はもとより自主検査すら義務付けられていません。