ビタミンDが不足すると肺炎のリスクが増加

(2013年5月) "Journal of Epidemiology and Community Health" に掲載された東フィンランド大学の研究で、血中ビタミンDの濃度が低い中高年齢者で肺炎のリスクが増加していることが明らかになりました。 ビタミンD3の血中濃度が最低水準(下位1/3)にあるグループでは、肺炎にかかるリスクが血中濃度が高い水準にあるグループの2.5倍になっていたのです。

この研究はフィンランド東部に住む人たち 1,421人を対象に行われました。 この 1,421人から血液サンプルを採取して病院の記録と照らし合わせたところ上述の結果になりました。

この研究ではさらに、喫煙習慣や、年齢、性別(男性)も肺炎のリスク要因であることが示されました。 研究開始の時点で、研究参加者たちのビタミンD3濃度の平均値は 43.5 nmol/L、そして平均年齢は62.5歳でした。

これまでの研究でも、ビタミンDの欠乏により免疫系が弱体化し、軽度の呼吸器感染症(つまりカゼ?)のリスクが増加することが示されています。 参考記事: ビタミンDで風邪・インフルエンザのリスクが半分に健康な成人ではビタミンDは風邪対策にならない