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ビタミンD不足で喫煙者のガンのリスクが増加

デンマークで行われた研究により、ビタミンDが不足している喫煙者はタバコ関連のガンになりやすいことが示されました。

この研究では、1981~1983年にかけて1万人の被験者の血中ビタミンD濃度を計測し、その後最長で28年間にわたって追跡調査を行いました。

1万人のうち 1,081人がタバコが関係するガンを発症しましたが、ビタミンDの血中量が低い人でガンになる割合が著しく多かったのです。 ただし、タバコが関係していないガンの発症率とビタミンDの血中量との関係は見られませんでした。

過去の複数の研究で、ビタミンDの派生物に抗ガン作用のある可能性が示されていますが、今回の研究からは、ビタミンDがタバコに含まれる化学物質の発ガン性に作用(≒無害化?)する一方で、タバコに含まれる化学物質がビタミンDの代謝と機能に影響を及ぼすことも示されます。<

喫煙が関与するガン
タバコが原因となるガンというと肺ガン、口腔ガン、喉頭ガンが思い浮かびますが、国立ガン研究センターによると、タバコの煙とは直接触れないはずの、胃や、食道、すい臓、膀胱、子宮、腎臓などのガンも喫煙によりリスクが増加します。 乳ガンのリスクにも喫煙は関与しています。参考記事: 喫煙でリスクが増える乳ガンは ER陽性の乳ガン タバコが関与していないガンのほうが少ないのではないでしょうか。

上記の国立ガン研究センターのページには、白血病と喫煙の関係が記載されていませんが、1日20本の喫煙で白血病のリスクが二倍になるという結果になった研究もあります。