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ビタミンDの補給には日光浴よりもサプリメントのほうが効果的

(2017年11月) "Journal of Maternal-Fetal & Neonatal Medicine" に掲載されたイスファハーン医科学大学の研究で、ビタミンDの補給には日光浴よりもサプリメントのほうが効果的であるという結果になりました。

研究の方法

ビタミンDが欠乏している妊婦87人を2つのグループに分けて10週間にわたり、一方のグループにはビタミンD(D2かD3かは不明)のサプリメントを毎日4千IU服用してもらい、もう一方のグループには夏の午前10時から午後4時までのうちに毎日30分間の日光浴(体表面の30%が露出した状態で)を行ってもらいました。

結果

日光浴をしたグループよりもサプリメントを飲んだグループのほうがビタミンD(カルシフェジオール)の血中濃度が高いという結果でした。 日光浴グループの血中濃度が19.8ng/mlだったのに対して、サプリメント・グループは31.3ng/mlでした。

ただし、産まれた子供の身長・体重・頭囲には両グループの間で差が見られませんでした。

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類似研究

"Indian Journal of Endocrinology and Metabolism"(2017年)に掲載されたインドの研究でも、108人の健康な男性を被験者とする半年間のランダム化比較試験において、日光浴よりもビタミンDサプリメントのほうがビタミンD血中濃度がよく上がるという結果になっています。

サプリメント・グループは、コレカルシフェロール(ビタミンD3)を毎日1千IU服用しました。 日光浴グループは、午前11時から午後3時までのうちに30分以上にわたり前腕と顔に日光を浴びました。

ビタミンDの補給によるビタミンD血中濃度の変化が、日光浴グループでは14.3 → 19.4ng/mlだったのに対して、サプリメント・フループでは12.8 → 22.9nmol/Lでした。