ビタミンEの摂取量と膀胱がんのリスク(メタ分析)

(2019年2月) "International Journal for Vitamin and Nutrition Research" に掲載されたメタ分析で、ビタミンEの摂取量が多い人は膀胱ガンになるリスクが低いという結果になっています。
Jian-Hai Lin et al. "Vitamin E consumption and the risk of bladder cancer. A meta-analysis of prospective studies"

研究の方法

2016年1月1日までに発表された研究の中から所定の基準を満たす11の研究(ランダム化比較試験が3つとコホート研究が8つ)を選出し、それらのデータを分析しました。 データに含まれる人数は合計57万人超となります。

結果

ビタミンE摂取量(サプリメントを含むかどうかは不明)が最大のグループは最少のグループに比べて、膀胱ガンになるリスクが11%(95% CI: 0.78-1.00)低下していました。

膀胱ガンのリスクはビタミンEの摂取量が多いほど下がっていました。 また、色々なグループ(たぶん性別や年齢層)ごとに分析しても、ビタミンE摂取量が多いとリスクが低下していました。

研究グループは次のように述べています:
「ビタミンEには抗がん作用がある。 その作用は主にビタミンEの抗酸化効果による」