「最新健康ニュース」のコンテンツを閲覧以外で利用する方は「引用・転載・ネタ探しをするときのルール」をご覧ください。

ビタミンEのサプリメントが慢性炎症の低減に有効

(2015年2月) "European Journal of Clinical Nutrition" オンライン版に掲載されたテヘラン大学(イラン)などのメタ・アナリシスによると、ビタミンEのサプリメントに慢性炎症を軽減する効果があるかもしれません。

研究の方法
このメタ・アナリシスでは、ビタミンEとC反応性タンパク質(CRP)の血中濃度(*)との関係を調べた 4,734のランダム化比較試験(2014年5月までに行われたもの)から一定の基準を満たす12の試験を選出し、それらのデータを分析しました。 データに含まれていた被験者数は、495人(このうち249人はコントロール・グループ)でした。
(*) CRP血中濃度は慢性炎症の指標。
結果

データを分析したところ、ビタミンEを服用したグループはコントロール・グループ(プラシーボを服用したグループ)に比べてCRPの量が0.62mg/L少ない(95% CI=-0.92~-0.31; P<0.001)という結果になりました。

研究グループは次のように述べています:
「今回の結果により、ビタミンE(αトコフェロールまたはγトコフェロール)のサプリメント服用がCRP血中濃度の低下に有効である可能性が示唆された」
ビタミンEを含む食品
ビタミンE(植物油)には肺にとって有害なものと有益なものとがある」によると、肺の炎症を低減してくれるαトコフェロールはオリーブ油やサンフラワー油(ひまわり油)に、肺の炎症を悪化させるγトコフェロールはキャノーラ油(なたね油)・大豆油・コーン油に豊富に含まれています。