ビタミンEに記憶障害のリスクを減らす効果

(2014年1月) "Experimental Gerontology" 誌に掲載されたフィンランドやスェーデンなどの合同研究グループによる研究で、αトコフェノール以外のビタミンE も記憶障害に対して有効である可能性が示されています。

天然のビタミンE には、トコフェロール類やトコトリエノール類を併せて8種類が存在しますが、認知症の研究に用いられるのは主にαトコフェロールです。

この研究では、65才超のフィンランド人140人を8年間にわたって追跡調査しました。 研究開始の時点では、140人のうちに記憶障害がある人はいませんでした。

8年が経過した時点で、ビタミンE の血中量、中でもγトコフェロール、βトコフェロール、および総トコトリエノールの血中量が多い人ほど、記憶障害が少ない傾向にありました。

この結果から、8種類のビタミンE 群すべてが記憶能力に関与していると考えられます。