歩く速さと認知症のリスクの関係

(2018年3月) "Journal of the American Geriatrics Society" に掲載されたユニバーシティー・カレッジ・ロンドンなどの研究で、歩行速度や認知機能と認知症になるリスクとの関係が調査されています。

研究の方法

英国に住む60才以上の男女4千人弱の歩行速度と認知機能を 2002~2003年および 2004~2005年にかけて調べたのち、2006~2007年および 2014~2015年に認知症の新規発症状況を調査しました。

結果

主な結果は次の通りです:

一時点

  • 当初の調査において歩行速度が速かったグループは、のちに認知症になるリスクが74%低かった。
  • 当初の調査において認知機能が良好だったグループは、のちに認知症になるリスクが58%低かった。

変化

  • 2002~2003年から 2004~2005年にかけて歩行速度が遅くなったグループは、のちに認知症になるリスクが23%高かった。
  • 2002~2003年から 2004~2005年にかけて認知機能が低下したグループは、のちに認知症になるリスクが78%高かった。