気温が高いと腎結石になりやすい

(2014年7月) "Environmental Health Perspectives" 誌に掲載された Children's Hospital of Philadelphia の研究によると、気温が高いと腎結石になる人の数が増加する可能性があります。

この研究では、米国のアトランタ、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、フィラデルフィアに住む大人と子供の腎結石患者6万人の医療記録(2005~2011年)を、該当する時期の毎日の気温と照らし合わせました。

ロサンゼルス以外の都市では、年間の平均気温が10℃上昇するごとに、20日以内に腎結石になるリスクが増加していました(増加幅は不明)。 また、炎暑があってから3日以内に、腎結石と診断される人の数が増加する傾向も見られました。

研究者によると、結石になりやすい人において高気温により結石のリスクが増加していると思われます。 気温が高いと脱水症状になって尿中のカルシウムなどのミネラル分(結石の原因)の濃度が増加するためです。

研究者は次のように述べています:

「腎結石の患者数は過去30年間で増加しています。 この増加傾向は、(地球温暖化による)気温の上昇により量的および地理範囲的にスケールを拡大しつつ今後も続くでしょう」