水分の摂取量が多くても死亡リスクは下がらない

(2016年12月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたニューヨーク市立大学などの研究で、水分の摂取量が多くても10年間のうちに死亡するリスクは下がらないという結果になりました。

研究の方法
米国に住む25才以上の男女2万5千人近く(男女比はほぼ半々)の死亡状況を11年間超にわたり追跡調査したデータを用いて、水分摂取量(*)と死亡リスク(死因は問わない)との関係を調べました。
(*) 水や飲み物で摂る水分と、食事から摂る水分。
結果

追跡期間中に 6,500人超が死亡しました。

男性

水分総摂取量の分析でも水分源別の分析でも、水分摂取量と死亡リスクとのあいだに関係は観られませんでした。

女性

水分総摂取量が多い場合および水を飲むことで摂取する水分が多い場合に死亡リスクが増加していましたが、統計学的な有意性が微妙でした。

結論
水分摂取量が多いと死亡リスクが低いということはありませんでした。 女性で水分摂取量が多い場合に死亡リスクが増加していたことについては、今後の研究でさらに調査を行う必要があります。