水タバコで心臓発作のリスク

(2013年4月) "JRSM Open" に掲載されたロンドン大学の研究によると、水タバコを吸った直後には、心拍数・中間血圧・(呼気中の)一酸化炭素量が増加します。 これらの増加は心臓疾患の原因になりかねず、そして心臓疾患は心臓発作の原因になりかねません。

研究の方法

この研究では、ロンドンで営業する6軒のシーシャ・カフェにおいて、被験者たちに水タバコを45~90分間吸ってもらいました。 被験者たちは、①過去24時間以内に水タバコを吸っていない、②紙巻タバコの喫煙者ではない、③心肺機能に異常が無いという3点を条件として選ばれました。

結果

試験の結果、水タバコの喫煙後には、中間血圧が96mmHg から 108mmHgへ、心拍数が77bpm から91bpm へ、そして(呼気に含まれる)一酸化炭素の量が 3ppm から35ppm へと、それぞれ増加していました。

一酸化炭素量の変化と中間血圧および心拍数の変化との相関関係が弱いことから、中間血圧と心拍数の変化が一酸化炭素量の変化によるものではない(水タバコが直接的に中間血圧と心拍数の変化の原因となった)と考えられます。