脳卒中のリスクは天気によって変動する

(2014年2月) "International Stroke Conference 2014" で発表された米国の研究によると、気温や湿度によって脳卒中による入院や死亡の件数が変動すると考えられます。

研究の方法

2009~2010年に虚血性の脳卒中(脳内の血管や脳につながる血管に血栓が生じるのが原因で起こる脳卒中)で入院した18歳以上の人たち 134,510人のデータと、対応する天気のデータを分析しました。

結果
分析の結果は次の通りです:
  • 1日のうちの気温の変動幅が大きく、(なおかつ)平均湿度が高いほど脳卒中による入院するリスクが増加していた。 ただし、病院で死ぬリスクは増加していなかった。
  • 年間の平均気温が低いほど、脳卒中による入院と死亡のリスクが増加していた。
  • 平均気温が1°F(0.5~0.6℃)上がるごとに、脳卒中による入院のリスクが0.86%、そして脳卒中を起こした後に病院で死亡するリスクが1.1%減少していた。
コメント
研究者は次のように述べています:
「脳卒中のリスクが高い人は、大きな気温の変化と高湿度にさらされないようにしましょう。 そして、脳卒中の兆候や症状が見られたら直ちに対処できるように準備を整えておきましょう」