塩分摂取量に関するWHOのガイドラインに関する声明

(2018年12月) ESAN(European Salt Action Network)という団体が、塩分摂取量に関するWHOのガイドラインに関する声明を "Nutrition, Metabolism and Cardiovascular Diseases" 誌に発表しています。 ESANは世界保健機構(WHO)や英国が後援する組織です。

声明の概要

  1. ここ数年間のうちに発表された複数の前向き研究で、塩分摂取量が多すぎても少なすぎても心臓や血管の健康に良くないという結果になっている。
  2. そうした結果を受けて、「『塩分摂取量を減らしましょう』という一般向けのガイドラインが間違っているのではないか」などという議論が生じている。
  3. 「2025年までに塩分摂取量を30%減らして5g/日以下にしよう!」というWHOの方針に疑義を唱える不届き者すら出てくる始末である。
  4. こうした声に対して、2018年9月に我々ESANは人心を惑わせるこうした研究の品質を評価した。
  5. すると案の定、こうした研究が研究手法・分析手法・根拠となる生物学的な理論の信憑性などの面で色々な欠点を抱えていることが明らかになった。
  6. この評価結果に基づきESANは、WHOが推奨する通りに塩分摂取量を適度に減らすのが有益であるとここに宣言するものである!