全粒穀物を食べている人は心臓病やガンで死ぬことが少ない①

(2016年5月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載された中国の研究(システマティック・レビュー)で、全粒穀物を食べている人は心血管疾患(心臓病や脳卒中)やガンで死亡することが少ないという結果になりました。出典: Whole-grain intake and total, cardiovascular, and cancer mortality...

研究の方法

全粒穀物の摂取量と心血管疾患(CVD)やガンとの関係を調べた13の研究のデータを分析しました。 データに含まれる死亡者数は合計で10万人超で、このうちCVDによる死亡者数は2万6千人超、ガンによる死亡者数は3万5千人近くでした。

結果
全粒穀物の摂取量が1日あたり50g(*)増えると、総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)が22%、CVDによる死亡リスクが30%(†)、ガンによる死亡リスクが18%下がっていました。

(*) おそらく乾燥重量。

(†) ただし、脳卒中だけに限ると全粒穀物の摂取と死亡リスクとの間に関係は見られなかった。
結論

全粒穀物を食べている人は、総死亡リスク・CVDによる死亡リスク・ガンによる死亡リスクが低いという結果でした。 今回の結果は、全粒穀物の摂取量を増やすことを推奨する食事ガイドラインの方針と合致します。