全粒穀物の摂取量が多い人は2型糖尿病になるリスクが低い

(2018年7月) "Journal of Nutrition" に掲載されたデンマークがん協会研究所などによる研究で、全粒穀物の摂取量が多い人は2型糖尿病になるリスクが低いという結果になりました。
Cecilie Kyrø et al. "Higher Whole-Grain Intake Is Associated with Lower Risk of Type 2 Diabetes among Middle-Aged Men and Women: The Danish Diet, Cancer, and Health Cohort."

研究の方法

デンマークに住む50~65才の男女5万5千人超を対象に、食生活に関するアンケート調査を実施して全粒穀物(小麦・ライ麦・オーツ麦)の摂取量を調べ、その後15年間前後にわたり2型糖尿病の発症状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に 7,417人が2型糖尿病と診断されました。

全粒穀物の摂取量が16g/日(乾燥重量でしょう)増えるごとに、2型糖尿病になるリスクが男性では11%および女性では7%低下していました。

男性では小麦・ライ麦・オーツ麦のすべてにおいて「摂取量が多いと2型糖尿病のリスクが低い」という関係が見られましたが、女性でこの関係が見られたのは小麦とオーツ麦だけでした。