ワインを主に飲んでいる男性では心臓病とガンのリスクが低下

(2013年7月) オーストラリアで開催された "WineHealth" で発表されたフランスの研究で、ワインを好む中年男性は心血管疾患やガンによる死亡するリスクが低いという結果になりました。 飲むお酒の半分以上がワインだという男性では、心臓疾患のリスクが40%、肺・唇・口・喉・膀胱・直腸のガンで死亡するリスクが20%、それぞれ通常よりも低かったのです。

この研究では、40~65歳 の男性男性 35,292人を28年間にわたって追跡調査しました。 35,292人のうちガンで死亡したのは 4,035人でした。 心臓疾患が関連する死者数は不明です。

ワインの健康効果に関する他の研究
  • "Journal of Epidemiology and Community Health" に掲載された研究でも、グラスに半分のワインを毎日飲むことで、男性の寿命が5年延びることが示唆されています。 この研究では、ランダムに選ばれた男性たちの飲酒習慣を40年間にわたって追跡調査しました。
  • ワインの健康効果の秘密として最近注目されている物質にレスベラトロールというものがありますが、ワシントン大学の研究で、健康な女性ではレスベラトロールがほとんど効果が無いという結果になっています。 レスベラトロールとはワインに含まれる抗酸化物質のことで、糖尿病や心臓病のリスクを減らしてくれると考えられています。
  • 29人の閉経後の女性を対象にした小規模な研究でも、レスベラトロールを毎日75mg(赤ワイン8リットル分)と大量に服用しても健康への効果がほとんど見られないという結果になっています。