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舌が黄色い人は糖尿病であることが多い

(2018年1月) 東洋医学では「舌が黄色なのは糖尿病の兆候である」とされますが、"Journal of Epidemiology" に掲載された順天堂大学などの研究で、糖尿病の人に黄色の舌苔が生じていることが多いことが確認されました。

研究の方法

東温市(愛媛県)に在住で喫煙習慣がない30~79才の男女1千人弱(男性315人、女性654人)の舌の色を鍼灸師の国家資格者にチェックしてもらい、舌の色に応じて次の3つのグループに分けました:
  1. 舌が白い(正常な)グループ
  2. 舌が薄い黄色のグループ
  3. 舌が黄色いグループ

そして、経口ブドウ糖負荷試験を行って糖尿病または糖尿病前症の人がどれだけいるかを調べて、年齢・性別・BMI・飲酒習慣・身体活動量を考慮しつつ、舌の色と糖尿病/糖尿病前症のリスクとの関係を分析しました。

結果

舌が黄色の人は白色の人に比べて糖尿病であることが多い(オッズ比が2.2倍)という結果でした。 舌の色が薄い黄色の場合には、このような関係は見られませんでした。 糖尿病前症と舌の色との間にも関係が見られませんでした。