更年期障害にヨガが微妙な効果!

(2014年3月) "American Journal of Obstetrics & Gynecology" に掲載されたワシントン大学の研究によると、更年期障害でホットフラッシュなどの血管運動神経的症状が出ている女性は、ヨガによって生活の質(QOL)を改善できるかもしれません。

研究の方法

この研究では、閉経前後の女性(平均年齢54.7才)の QOL などに対する効果を次の5つのグループで比較しました:

  1. ヨガ(107人)
  2. 運動(106人)
  3. 普段どおりの生活(142人)
  4. オメガ3脂肪酸のサプリメント(177人)
  5. プラシーボ(178人)

試験の評価項目は、更年期における総合的な QOL(以下「更年期 QOL」)と、更年期による肉体的症状・精神的症状・性的症状・血管運動神経的症状の合計5つでした。

結果
試験期間開始から12週間の時点での主な結果は次の通りです:
  • ヨガを行ったグループでは、普段どおりの生活のグループに比べて更年期 QOL と、血管神経的症状、性的症状において改善が見られた。
  • 運動のグループやオメガ3脂肪酸のグループでは、(普段どおりの生活のグループやプラシーボのグループに比べて)更年期 QOL は改善していなかった。
  • 運動のグループでは、(普段どおりの生活のグループに比べて)肉体的症状に改善が見られた。
研究者は次のように述べています:
「健康で普段運動をしていない更年期の女性において、ヨガには更年期 QOL を改善する効果があるようです。 しかし、さほど大きな効果ではないため、臨床的に有意であるかどうかは定かではありません」