ヨーグルトに血圧を下げる効果

(2012年9月) "High Blood Pressure Research 2012 Scientific Sessions" で発表されたミネソタ大学の研究によると、ヨーグルトに血圧を下げる効果があるかもしれません。 ヨーグルトに含まれるカルシウムに血管の柔軟性を保つ作用があり、これのために血圧が下がるのではないかと考えられています。

研究の方法

研究開始の時点では高血圧ではなかった人たち 2,000人を14年間追跡調査しました。

結果
ヨーグルトを食べる量が多いグループでは、高血圧になるリスクが31%低くなっていました。 高血圧のリスク低下は、一日のカロリーの2%以上をヨーグルトで摂取している人で顕著でした。
腸内細菌が血圧の調節に関与するメカニズムが明らかに」によると、腸内細菌の作り出す酢酸により血圧が下がります。
摂取カロリーの2%に当たるヨーグルトの量
一日のカロリーの2%というと40~50kcal(*)で、ヨーグルトの量で言えば6オンス(約180g)の低脂肪ヨーグルトのパックを3日に1度ということになります。
(*) 体格や運動量によっても異なります。 身長が160cmであまり体を動かさない人であれば、一日のカロリーの2%は28~34kcalほどになります。
留意点

研究グループによれば、乳製品に含まれるカルシウムには血圧を下げる効果がありますが、サプリメントなどでカルシウムを大量に摂取すると血管の壁にカルシウムが付着して逆に血圧が上がることになるのでカルシウムの大量摂取には要注意です。 参考記事: カルシウム・サプリメントで心血管疾患による死亡リスクが増加

この研究にはヨーグルト・メーカーのダノンが資金を一部提供しています。