若い人でも運動によって頭が冴える

(2015年1月) "Psychophysiology" 誌オンライン版に掲載されたオタゴ大学(ニュージーランド)の研究で、運動習慣が青年の脳の働きを良くするのに有効であるという結果になりました。

高齢者に関しては運動の認知症への有効性を調べる研究が複数行われていますが、若い人については運動で脳力が向上しなくて当然だと考えられていて、これまであまり研究も行われてきませんでした。

研究の方法

18~30才の大学生52人を対象に、運動習慣に関するアンケートと認知能力テストを実施しました。 認知能力テストはPCを用いて行い、テストの最中に脳の前頭葉の酸素利用率を測定しました。

結果

運動習慣がある人の方が脳への血流(の量)と認知機能の両方において優れていました。

コメント
研究者は次のように述べています:

「今回の結果から、運動を毎週5回以上行うことによって、青年であっても頭の働きが鋭くなると言えます。 若い人でも運動の効果があったということは、逆に言えば『若ければ運動をしなくても認知機能は衰えたりしない』というわけではないということです」

「運動の種類は、速いペースでのウォーキングか、もっと激しい運動(有酸素運動)とし、1回の運動は続けて行うのではなく、10分単位の運動を2~3回行うようにすると良いでしょう」
今回の研究では、認知能力とBMIとのあいだに関係は見られませんでした。