(2019年2月) "Journal of Clinical Medicine" に掲載された欧州の研究によると、ゆっくりと呼吸することでグッスリと眠れる可能性があります。
研究の方法
平均年齢22才の男女64人(女性31人)を2つのグループに分けて30日間にわたり、一方のグループには毎晩ゆっくりとした呼吸を15分間にわたり行ってもらい、もう一方のグループにはSNS(フェイスブックなど)を15分間使用してもらいました。
そして、この30日間の前後に睡眠の質に関するアンケート調査などを実施しました。
ゆっくりと呼吸する方法
この論文に記述されている「ゆっくり呼吸法」は次のようなものです:- 息を吸って吐くというサイクルを1分間あたり6回ほどにまで減らします。空気を吸って吐くという1回の動作に10秒かけるわけですね。
- 息を吐く時間が息を吸う時間よりも少し長くなるようにします。4秒で息を吸いきり、6秒かけて息を吐ききるという感じでしょうか。