雲芝に抗がん作用(犬にも効く)

ペンシルバニア大学の研究(2012年9月)により、雲芝(yung-zhi、カワラタケ)(レイシではなくウンシ)という中国で昔から薬として用いられているキノコに、抗がん作用のある可能性が示されました。

血管肉腫の犬に雲芝から抽出した多糖体ペプチド (polysaccharopeptide、PSP)という化合物を投与したところ、これまでに無いほどに生存期間が延びたそうです。

この実験では、血管肉腫に罹患している犬15頭を3つのグループに分けて、それぞれのグループに異なる量のPSPを経口投与しました。

その結果、いずれのグループでも生存期間が延び、投与量がもっとも多かったグループでは特に、1年以上も生存期間が延びました。 これは、血管肉腫における平均余命の4倍に当たります。

脾臓の血管肉腫の場合、治療をしなければ平均余命は86日間であるため、研究グループも雲芝の効果には驚いたそうです。

検索してみたところ、カワラタケの抗腫瘍効果は既に知られているようです。 カワラタケから得られる成分がクレスチンという商品名で、1970年代から使われているということです。 この記事の研究で使われたPSPとクレスチンって同じモノなんでしょうか?