雲芝とビタミンE の組み合わせが前立腺ガンの治療法として有望

(2014年9月) "BMC Complementary and Alternative Medicine" に掲載された Queensland University of Technology などの研究によると、雲芝(ウンシ、カワラタケ)の有効成分である多糖ペプチド(polysaccharopeptide、PSP)をビタミンE(γトコトリエノール)と組み合わせて用いるのが前立腺ガンに有効であるかもしれません。

この研究において、PSP が存在する状態ではγトコトリエノールによって AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)と呼ばれる抗がん作用のあるタンパク質が劇的に活性化することが示されたのです。

さらに、PSP で前立腺ガン細胞を処理することでγトコトリエノールにより誘導される細胞毒性に対する前立腺ガン細胞の感受性が増加しました。(PSPによってγトコトリエノールの抗がん作用が増加するということでしょうか)

そして生体実験でも、PSP とγトコトリエノールを組み合わせて用いることによって、前立腺腫瘍の成長を有意に抑制することに成功しました。

同じ研究者が過去に行った研究では、雲芝に含まれる PSP に前立腺ガンを予防する効果のある可能性が示されています。 また、γトコトリエノールも抗がん作用が近年盛んに研究されています。