全粒穀物をよく食べる人は心臓病で死ぬことが少ない

(2016年8月) 中国の大学が行ったメタ分析で、全粒穀物の摂取量が多い人は心臓病などで死亡することが少ないという結果になりました。

メタ分析の方法
10のコホート(*)を前向きに調査した研究のデータを分析しました。 これらの研究では、全粒穀物の摂取量を調べたのち何年間にもわたって死亡状況を追跡調査しました。 データに含まれる人数は10のコホートの合計で約78万人、死亡件数は9万件超でした。
(*) 調査の対象となる集団のデータ。
結果
全粒穀物の摂取量が1日あたり1食分(*)増えるごとに、総死亡リスク(†)7%、冠動脈疾患(‡)による死亡リスクが8%減るという結果でした。 脳卒中や糖尿病で死亡するリスクと全粒穀物の摂取量との間には関係が見られませんでした。

(*) 玄米や全粒パスタであれば調理前の重量で30g。 全粒穀物100%のパンであれば1スライス。

(†) 死因を問わない死亡リスク。

(‡) 心臓病。